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『ヤマカン☆ダンスナイト』レポート

本作『私の優しくない先輩』のエンディングで、川島海荷さん扮するイリオモテヤマコが歌う「MajiでKoiする5秒前」に合わせてオールキャストによるワンカットのダンスシーンを手掛け、「涼宮ハルヒシリーズ」の“ハルヒダンス”の仕掛け人としても有名な“ヤマカン”こと山本寛監督に因み『ヤマカン☆ダンスナイト』を開催いたしました。

本イベントの告知は4日間の募集期間という短い間だったにもかかわらず300件を越す応募が寄せられ、会場にはナマのダンスを一目見ようと2時間以上前から開場を待つファンも現れるほどの熱狂ぶりを見せました。

初めにダンスを披露してくれたのは、秋葉原でライブ&バーを行うお店・ディアステージさん!アニメのダンスといえばヤマカン!という印象を決定づけた作品でもある「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマ曲「ハレ晴レユカイ」を披露。
なんとディアステージさんのリハーサル中には山本監督ご本人が振り付けを指南する場面もありました。

次に、本作で川島さん演じる耶麻子の親友・喜久子を演じた児玉絹世さんが登場し「MajiでKoiする5秒前」に合わせダンスを披露し、会場を沸かせました。振り付けは、山本監督が尊敬するAKB48などのダンスでおなじみの振付師、夏まゆみ先生です。
映画の中で披露されるダンスシーンの振り付けも行って頂いてます。

ダンス終了後には、本イベントの主役とも言うべき山本寛監督が登場!児玉絹世さんとのトークで映画のことやダンスについて語っていただきました。

初実写映画ですが―

山本監督 : 
実写とアニメの線引きにはこだわっていないので、「我が家」はアニメだと思っています。
児玉さん : 
実写だけどアニメっぽい作品ですよね。特に私のキャラクターはとてもアニメっぽいと思います。

今日のテーマでもあるダンスですが、撮影は大変だったとか

山本監督 : 
実はワンカットで撮っているんです。
かなり大掛かりな撮影だったので、一人がダンスをミスすると撮り直しになってしまい、全部で6テイクくらい撮りました。
でも結局、みんなの顔がいちばん元気だった1テイク目を本編では使用しています。
児玉さん : 
本当に大変でした。なのに5回分が無駄になっていると聞いてちょっとショックです…(笑)

この映画の見所は

児玉さん : 
アニメっぽいと言いましたが、特に喜久子というキャラクターは作りこんでいます。
最初は暗いのがだんだん変わっていくので、喜久子の細かい変化に気付いてもらえたらと思います。
山本監督 : 
自分の中ではかなりターゲットを気にしながら作りました。
過去の僕の作品を観てくださっているアニメファンの方々には、気に入って頂ければもちろんうれしいですし、 気に入らなかった場合はさっそく2ちゃんねるなりツイッターに(文句を)書き込んでください(笑)
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